【名古屋】MAスタジオでの音声編集(CM・ナレーション)の流れとメリット

名古屋の株式会社パナ・エンタープライズが教えるMAスタジオでの音声編集(CM・ナレーション)の流れとメリット

MAスタジオ=プロの音声編集スタジオのことです。テレビCM、番組、動画コンテンツなどの映像に、セリフ・ナレーション・BGM・効果音などの音声を加え、音質やバランスを調整して最終的な音の仕上げを行う重要な作業を担っています。かつてはMA-VTR(Multi Audio VTR)を使って作業していましたが、近年ではPro Toolsなどの高性能なデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)での制作が主流となっています。

こちらでは、名古屋の株式会社パナ・エンタープライズが、MAスタジオの役割と機能、施設・設備、作業の流れ、高品質な音声を実現するための取り組みなどについて解説していきます。

MAスタジオの役割と機能

MAスタジオの役割と機能

MAスタジオは、音声や映像のポストプロダクション作業を行う施設で、CMや映像作品の音声制作全般を担当します。主な機能は、以下のとおりです。

音声編集(録音・編集・ミックス)

MAスタジオでは、映像作品に使用される音声素材の録音、編集、ミキシングなどの作業を行います。例えば、セリフやナレーションの収録では、優れた吸音性能を持つスタジオで高品質な音声を収録します。その後、DAWソフトを使って様々な音声素材を編集し、バランスを調整してミックスダウンしていきます。ミックスの際は、音量やタイミング、空間感などを細かく調整し、聴き手に最適な音響体験を提供できるよう仕上げていきます。

ナレーションやキャスト収録

MAスタジオではナレーターやキャストの録音作業も行います。ナレーションは映像作品の説明や情報提供を担う重要な役割を果たすため、明瞭で聞き取りやすい高品質な音声を録音することが求められます。同様に、キャラクターの声や台詞も、演技の表現を最大限に引き出しながら、音響的にも最適な状態で収録されます。これらの収録では、スタジオの防音・吸音性能と、熟練したエンジニアによる適切な音声設定が大きな役割を果たします。

BGMの作曲・編集

MAスタジオでは、映像作品のBGMを作曲・編集することも重要な役割です。映像に合わせて最適なサウンドを作り上げることで、作品の世界観や雰囲気を演出できます。プロのサウンドクリエイターが、映像の内容やテーマに合わせて楽曲を制作し、音の高さ、強弱、リズムなどを細かく調整します。また、既存の音源を編集して、必要に応じてアレンジやミックスを行い、映像とベストマッチするBGMを仕上げていきます。

各種音響効果の付与

映像作品には、爆発音や足音、雨音などの各種音響効果が必要不可欠です。MAスタジオではこれらの効果音を収録・編集することで、より臨場感あふれる音響空間を実現します。プロサウンドエフェクトの膨大なライブラリから最適な素材を選択し、ボリューム調整やタイミングの微調整を行います。さらに、リバーブや遅延などのエフェクト処理を施すことで、自然な空間演出が実現します。これらの高度な音響処理によって、視聴者に迫力あるサウンドを提供できるのです。

最終的な音声マスターの作成

MAスタジオでは、これまでの制作過程を経て完成した音声素材を総合的に調整し、最終的な音声マスターを作成します。ここでは、BGMやSEの音量バランス、全体の音質やボリューム、ステレオ定位などを細かく調整し、完成度の高い音声ミックスを行います。さらに、リミッターやイコライザーなどのマスタリング処理を施すことで、より迫力と臨場感のある音声を実現します。これらの工程を経て、クライアントの求める高品質な音声が完成するのです。

また、MAスタジオは高い防音性能と吸音性能を備えており、最適な録音環境を実現しています。さらに、プロの技術スタッフが高度な音響機材を駆使し、クオリティの高い作品づくりをサポートします。

MAスタジオの施設と設備

MAスタジオの施設と設備

MAスタジオの施設は一般に制作室と呼ばれ、無響室や残響室などの特殊な空間から構成されています。無響室は、音が反射しにくい特殊な構造になっており、音声収録時の雑音を最小限に抑えるのに適しています。一方、残響室は意図的に残響を作り出す空間で、リバーブ(残響)を付加する際に使用されます。また、MAスタジオは以下のような設備を備えています。

  • マイクロフォン
  • スピーカー
  • 各種オーディオ機器
  • 制作用パソコン

これらの設備を組み合わせることで、高品質な音声編集作業を行えます。

MAスタジオで行う音声編集の流れとメリット

MAスタジオで行う音声編集の流れ

MAスタジオでは、CMなどの音声編集において次のような一連の流れで作業が行われます。

  • 企画打ち合わせ:クライアントの要望をくみ取り、コンセプトや方向性を固める
  • 台本・台詞の制作:ナレーターに合わせて台詞を作成
  • キャスティング:ナレーターの選定・起用
  • 収録作業:スタジオで音声を収録。必要に応じて編集や修正を重ねる
  • 完成・納品:クライアントへの最終確認後、音声データを納品

このように、MAスタジオではクライアントとの綿密な打ち合わせを経て、台本制作、キャスティング、収録・編集と段階を踏んで高品質な音声制作に取り組んでいます。

MAスタジオで行う音声編集のメリット

MAスタジオでナレーションの音声編集を行うメリットは大きいです。

MAスタジオで行う音声編集のメリット1

MAスタジオには専門のエンジニアと最新の音響機材が揃っています。経験豊富なエンジニアが高度な編集技術を駆使し、ノイズ除去やピッチ補正、音質の改善などを行えます。一方で一般の編集ソフトウェアでは限界があり、プロの仕上がりを実現するのは困難です。

MAスタジオで行う音声編集のメリット2

MAスタジオでは専用の防音スタジオがあり、外部の音漏れを完全にシャットアウトできます。ナレーターは集中して演技に専念でき、クリアな音声を録音できます。自宅などでの収録では周囲の雑音が入り込むリスクがあります。

MAスタジオで行う音声編集のメリット3

MAスタジオでは、録音後のブラッシュアップ作業が徹底して行えます。エンジニアが一つ一つの音声波形を確認し、間の取れた編集を施します。呼吸の音なども丁寧に取り除き、滑らかなナレーションに仕上げられます。

このようにMAスタジオならば、プロの技術と環境が活かされ、クオリティの高いナレーション音声を実現できます。CMなど重要な音声制作には、MAスタジオでの編集作業が強くおすすめできます。

高品質な音声を実現するために

MAスタジオでは、優れた設備と熟練のスタッフによって高品質な音声を実現します。

MAスタジオの設備例

  • Pro Toolsなどの最新デジタル機器
  • 数名の掛け合いが可能なアナウンスブース
  • クライアントの立会いに適した快適な控室

MAスタジオのスタッフの対応例

アナログ時代から蓄積した豊富なノウハウの活用

MAスタジオのスタッフは長年の経験に基づいて的確なアドバイスができます。たとえば、録音時の最適なマイク配置やエフェクターの設定など、専門的な知識とテクニックを駆使して、最高の音質を実現します。また、クライアントの意向を汲み取り、創造的な提案を行うことで、より効果的なCM音声を完成させることができます。

クライアントの要望に合わせた的確な提案

MAスタジオのスタッフは、豊富な経験と高い専門性を活かし、クライアントの要望を的確に把握し、最適な音声制作の提案を行います。たとえば、ターゲット層やメッセージに合わせて、ナレーションのトーンやテンポ、BGMの選曲など、創造的なアイデアを提案することで、より印象的でインパクトのある仕上がりを実現します。

このように、MAスタジオでは施設と人的リソースを有機的に活用し、あらゆるニーズに対応した高品位な音声制作を行っています。

名古屋でMAスタジオでの音声編集なら株式会社パナ・エンタープライズへ!

株式会社パナ・エンタープライズには、経験豊かなクリエイターの常駐に加えて

  • 4K60P対応のサーバーをもった編集システム
  • 約140万曲の楽曲を備えたMAシステム

があります。作品の仕上がりをワンランクもツーランクもアップさせる設備を備え、ポストプロダクションとして最高の品質と確実な安心を提供します。

MAスタジオのナレーションブースは、最大8名まで同時収録可能です。MAスタジオに関するお問い合わせは、専用フォームからご連絡ください。

【名古屋 MAスタジオ】CM制作は株式会社パナ・エンタープライズ

会社名 株式会社パナ・エンタープライズ
住所 本社・3WAYスタジオ
〒461-0005 名古屋市東区東桜2丁目10番10号 東桜ビル5F
TEL 052-979-5541
FAX 052-935-0811
URL https://www.pana.co.jp/